合気道開祖の言葉集
- 草加合氣道研究会
- 2 日前
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(1)
一、己れの心を宇宙万有の活動と調和させる鍛錬。
二、己れの肉体そのものを宇宙万有の活動と調和させる鍛錬。
三、心と肉体とを一つにむすぶ気を、宇宙万有の活動と調和させる鍛錬。
この三つを同時に、理屈でなく、道場において、また平常の時々刻々の場において実行しえた者の
みが合気道の士なのである。
(2)
合気道においては、相手はいるが、相手はいないのである。己れが日頃の修練のままにおのずから動けば、不思議なことに、相手もその通りに動くようになるものである。私なら私と同じように…。ゆえに、自分の思いのままに日ごろの修練の技をほどこせば、相手はその技のなすがままになってくれものである。それが、合気道というものの妙味である。
(3)
人間は<心>と<肉体>と、それをむすぶ<気>の三つが完全に一致し、しかも宇宙万有の活動と調和しなければいけない。つまり『気の妙用』によって、個人の心と肉体とを調和し、また個人と全宇宙との関係を調和せしめるのである。
(4)
合気道においては、天地が修行の場なのです。修行の道には涯もなく、終わりもない。一生が修行の業であり、無限につづく道の道程であります。
(5)
合気道は自己を知り、大宇宙の真象に学び、そして一元の本を忘れないで、理法を溶解し、法を知り、光ある妙技をつくることである。
(6)
合気道は形はない。
(7)
合気道は形のない世界で和合しなければだめである。
(8)
合気道は年ごとに、ことごとく技が変わっていくのが本義である。
(9)
合気道の極意は、己れの邪気をはらい、己れを宇宙の働きと調和させ、己れを宇宙そのものと一致させることにある。
(10)
合気道は、宇宙の真理に合した道である。
(11)
合気道の稽古は禊ぎである。
(12)
合気は和と統一である。
(13)
「合」は「愛」に通じる。
(14)
愛は争わない。
(15)
愛のかまえこそ正眼の構えであります。
( 16)
真の武道には敵はない。真の武道とは愛の働きである。
(17)
我が国における古よりの武道に対する立法は殺すなかれ破るなかれであった。我が国の真の武道は大きく和する道であり、心身のみそぎである。
(18)
自分の中心をしらなくてはなりません。自分の中心、大虚空の中心、中心は虚空にあるのであり、自分で書いていき、丸を描く。丸はすべてのものを生み出す力をもっています。全部は丸によって生み出てくるのであります。きりりっと回るからできるのです。
(19)
中心があるから動きが行われるのであります。この中心は腹であります。
(20)
円の動きのめぐり合わせが合気の技であります。
(21)
円の極意は皆空の中心をつき、技を生み出すことにあります。
(22)
円は皆空で、皆空の中から生み出すのが心であります。皆空とは自由自在のことであります。皆空に中心が生ずるとき気を生み出します。皆空の中心より無量無限の宇宙に気結び、生結びするのが魂であります。
(23)
己れはたえず円転しつつ、なお己れの円内に中心をおき、そして逆に、相手を相手の円外に導き出してしまいさえすれば、それですべては決してしまうというわけである。
(24)
心は円く、体は三面に開く。(三角法)
( 25)
米 ぬか三 合 持 てる力 があれば合 気 道 は出 来 る。
(26)
森羅万象は武道における大なる教えであります。
(27)
合気では、自己の気と、この宇宙と一体になる。そのやり方を、たえず自己でやるのである。円に十、気の線を描いているのである。合気というものは、宇宙の気と合気しているのである。合気は天
の科学である。精神科学の実践を表しているのである。
(28)
天地の呼吸に合し、声と心と拍子が一致して言霊となり、一つの技となって飛び出すことが肝要で、これをさらに肉体と統一する。
(29)
「気の妙用」によって、心身を統一して、合気を行ずると、呼吸の微妙な変化は、これによって得られ、業が自由自在にでる。この呼吸の変化は、宇宙に気結び、生産び、そして緒結びされる。また、呼吸の微妙な変化が五体に深く喰い込み、喰い入ることによって、五体はその働きを活発にし、千変万化神変の働きを示すことができる。変化とは違う。こうなって、はじめて五体の五臓六腑は、熱と光と力が生じ結ばれ、己れの心の意のままになり、宇宙と一体となりやすくなるのである。
この呼吸の微妙な変化を感得することによって各自に合気道の業が生ずるのである。
(30)
呼吸の凝結が心身に漲ると、己れが意識的にせずとも、自然に呼吸が宇宙に同化し、丸く宇宙に拡がっていくのが感じられる。その次には一度拡がった呼吸が、再び自己に集まってくるのを感ずる。このような呼吸ができるようになると、精神の実在が己れの周囲に集結して、列座するように覚える。これすなわち、合気妙応の初歩の導きである。
合気を無意識に導き出すには、この妙応が必要である。
(31)
「気の妙用」に結ぶと、五体の左は武の基礎となり、右は宇宙の受ける気結びの現われる土台となる。この左、右の気結びがはじめて成就すれば、後は自由自在に出来るようになる。
(32)
技は宇宙の法則に合していなければならないことはいうまでもない。それには正しい念がなければならない。この念で正しい稽古を積まなければいけない。稽古は自己の念を我欲に結んだら向上はあり得ない。邪道である。
(33)
宇宙の心と一致しない人間は、宇宙の動きと調和できない。宇宙の動きと調和できない人間の武は、破壊の武であって真の武ではない。
(34)
五体は宇宙の創造した凝体身魂で、宇宙の妙精を吸収し、宇宙と一体となって人生行路を修している。人というものは、造化器官であることを知り、全宇宙と己れとは同じということを知らなくてはならない。
(35)
武道をやるからといって、武道のことばかりを考えてはいけない。みな何ごとも成せばなる、土台を持っているのだから、武道を土台としてその上に立って、各々が自分の体でもって、ものを生み出していかなければならない。そのものを生み出す地盤に必要なもの、すなわちものとは武である。我々は武を生み出す造化器官である。大宇宙とはものを生み出すところのものであり、自分は、自分のもっている武を生み出す魂を磨かなければいけない。
(36)
五体の<響き>は心身の統一をまず発兆の土台とし、発兆したるのちには宇宙の<響き>と同調し、相互に照応・交流しあうところから合気の<気>を生じる。
すなわち、五体の<響き>が宇宙の<響き>とこだまする<山彦>の道こそ合気道の妙諦にほかならぬ。
この山彦の道がわかれば合気は卒業であります。
<標語>
武産合気(たけむすあいき)
武農一如
○ △ □
心 気 体

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